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2006年01月24日
特急にはねられ作業員3人死亡 鳥取・JR伯備線
何とも痛ましい限りであります。某駅に親しい鉄道員がおりますが、
安全第一でお仕事に取り組んで頂ければと思います。
以下、Sankei Webより。
24日午後1時20分ごろ、鳥取県江府町武庫のJR伯備線根雨―武庫間で、保線作業をしていたJR西日本米子保線区の社員7人のうち4人が、岡山発出雲市行きの下り特急スーパーやくも9号にはねられた。
鳥取県米子市目久美町の林勝一郎さん(47)、同市錦町の田子賢治さん(49)、同市祇園町の上田伸也さん(21)の3人が死亡、1人は腰に軽傷を負った。現場責任者の男性(23)も精神的ショックが強く、病院に運ばれた。乗客103人にけがはなかった。
JR西日本米子支社によると、特急はダイヤより約15分遅れで運転。現場責任者も知らされていたが、既に現場を通過したと勘違いしたらしく、部下2人に指示し反対側から来る上り列車を監視させていた。
鳥取県警捜査一課と黒坂署は関係者から事情を聴き、業務上過失致死傷の疑いで捜査している。
現場では「タイタンパー」と呼ばれる機械2台を使い、線路の敷石を突き固める作業をしていた。この機械は大きな音と振動が出るといい、特急の接近に気付かなかった可能性もある。
現場は単線で見通しは良かったが、事故当時は雪が降っていた。
米子支社の説明によると、保線作業は午後1時10分ごろ開始。田子さんと上田さんはほかの2人と作業に当たり、現場責任者も近くにいた。林さんは現場で監視に立ち、もう1人も約400メートル先で見張りをしていた。
責任者は作業前、支社の運輸指令に列車の運行状況を確認。特急の遅れも知らされていた。指令とのやりとりは、列車番号が使われたが、末尾が奇数だと下り、偶数は上りで、同支社は「社員なら間違えることはあり得ない」としている。
特急は時速約100キロで現場に接近、田子さんらをはね飛ばし約100メートル過ぎて止まった。林さんは先頭車両の下に巻き込まれた。運転士は「300メートル手前で人影に気付き、警笛を鳴らし非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。
特急は約1時間50分後に運転を再開した。
現場は根雨駅の北約2.5キロの山間部。線路は国道181号と並行して走っている。(共同)
線路で作業中に起きた最近の主な死亡事故は次の通り。
1996年8月3日 滋賀県彦根市のJR東海道線で保線作業中の作業員3人が新快速電車にはねられ死亡
98・1・19 青森市のJR東青森駅付近で除雪中の作業員4人が臨時列車にはねられ死亡
3・11 東京都渋谷区の営団地下鉄(現東京メトロ)千代田線で保線作業中の作業員3人が回送列車にはねられ死亡
99・2・21 東京都品川区のJR貨物線でトランス交換の作業員3人が回送列車にはねられ死亡
2000・10・17 滋賀県長浜市のJR北陸線で保線作業中の作業員1人が急行にはねられ死亡
01・1・24 兵庫県明石市のJR山陽線で保線作業中の作業員1人が快速電車にはねられ死亡
02・11・6 大阪市淀川区のJR東海道線で電車に接触した生徒を救助中の救急隊員2人が特急にはねられ死傷
03・6・20 熊本県荒尾市のJR鹿児島線で作業員1人が特急にはねられ死亡
05・3・9 大分県山香町(現杵築市)のJR日豊線で保線作業中の作業員1人が特急にはねられ死亡(共同)
(01/24 21:30)
書いた人 : ひげまる | 2006年01月24日 23:59