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2006年04月18日
三浦の漁港から「幻の特攻隊基地」
三浦と言えば、昨年だったか海岸で九七式中戦車が出土して話題になりました。
掘ったらまだまだ色々と出てきそうですけど、
素人がヘタなモノ掘り当てて爆発でもしたら怖いですね。
以下、Sankei Webより。
三浦の漁港から「幻の特攻隊基地」
≪「旧日本軍の忘れもの」浮かび上がる≫
神奈川県三浦市三崎町にある諸磯(もろいそ)湾の海底で昨秋以降、旧日本軍が廃棄したとみられる大量の砲弾や銃弾などが見つかり、これまでに計1611点が引き揚げられた。のどかな漁港と、悲惨な戦争の遺物。この二つを結びつけるのは、旧日本海軍の「幻の特攻隊」の訓練基地だ。戦後約60年を経て浮かび上がった「旧日本軍の忘れもの」から、本土決戦に備えた決死隊の存在が改めて浮き彫りになった。(福田雄一)
昨年11月、県東部漁港事務所が浚渫(しゅんせつ)工事の際に磁気探査をしたところ、水深約2.5メートル付近に砲弾のような物体が沈んでいることが判明。海上自衛隊横須賀水中処分隊が出動し、計566点の砲弾などを引き揚げた。さらに今年3月には、水深約3メートルほどの海底から信管18点を含む1045点が回収された。
諸磯湾周辺の油壺地域には戦時中、水上特攻艇「震洋(しんよう)」や水中特殊潜航艇「海龍(かいりゅう)」の訓練基地があった。先端に大量の火薬を搭載し、敵艦に突入する1-2人乗りの「特攻兵器」だ。戦局の悪化が伝えられた昭和19年11月に基地の建設が始まり、約半年後に配備された第11突撃隊が相模湾から上陸する米軍に備えたが、出撃することなく終戦を迎えた。
見つかった砲弾などは損傷がひどく、爆発の恐れはないという。発見数の多さと場所から、海上自衛隊横須賀地方総監部は「旧日本軍が廃棄したもののようだ」とし、地元住民らも「使うはずの爆薬があまり、米軍進駐を前に捨てたのではないか」と推測する。
三浦市内には数多くの砲台跡が残り、本土決戦を控えての最前線基地だったことを物語る。周辺の海は「今でも掘れば旧日本軍の遺物が出てくる」(市幹部)。
市教育委員会には最近、全国に散らばった海の「特攻兵」たちから「三浦の戦跡をもう一度見たい」という問い合わせが増えているという。もっとも、特攻艇を収納していた洞窟(どうくつ)は魚介類の保管庫へと様変わりした。市教委社会教育課の飯島重一課長は「ここに特攻基地があったことは忘れられつつあるが、死を覚悟した当時の若者の思いを無駄にしないためにも、歴史を語り継ぎたい」としている。
(04/18 01:00)
書いた人 : ひげまる | 2006年04月18日 16:00