古いPCにLinuxを導入することで、多くの場面で再活用が可能です。

たとえば、ラジオ局のインターネット放送の多くは、SHOUTcastやIcecastといった音声ストリーミング用のサーバーで運用されていますが、局側のエンコーダーはWindows上でエンコードアプリを稼働させているのが現状です。しかしWindowsにはWindows Updateという自動的にセキュリティアップデートを実施する機能がありこれを無効化することはできません。このためWindows Updateによる配信中断が少なくない頻度で発生します。

サーバーOSであるWindows Serverを利用すればある程度は自動的にアップデートの適用や再起動がかかるといった事象を防ぐことはできますが、非常に高額であり、エンコーダー用に導入するにはコストが掛かりすぎます。そこで、無料で利用できるサーバーOS「Linux」を利用することで、安定して、かつ安価に無停止環境を導入することが可能です。

上の写真はRaspberry PiにLinux(Raspberry Pi OS)を導入し、その上でストリーミングエンコーダのBUTTを稼働させたところです。Raspberry Piにサウンドインターフェースを接続し、そこに入力された音声をmp3形式にエンコードして、指定のSHOUTcast/Icecastサーバーにストリーミングしています。

画面右上にCPU使用率や温度が表示されていますが、CPU使用率は10%前後、CPU温度も55度前後と非常に安定して動作しています。もちろん、Raspberry Pi OSもサーバーOSとして動作可能なLinux(Debianベース)なので、基本的には再起動を必要としないセキュリティアップデートが可能で、長時間にわたり無停止で運用することができます。

また、こういった専用機能を動作させる場合、すでに利用されていないやや古いPCでなどが再利用されたりしますが、OSが古いことがおおく、すでにサポートぎれしていてセキュリティアップデートがかからない場合があります。そんなときには、そのPCにLinuxを導入することで、最新のOSを稼働させることができます。

さらに、LinuxでもOfficeスイートであるLibre Officeや、DAW(音声編集ソフト)のReaperなどが動作するため、簡易端末用としても活用が期待できます。多くのソフトはOSを含めて無料で利用できるので、コスト圧縮にも繋がります。

Reaper

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