長時間同録装置の制作

Byadmin

9月 16, 2021

RaspberryPiを利用して安価に長時間同録装置を制作してみました。
1セットあたり2万円程度で完成するので、予備の同録装置として、またなるべく費用を抑えたいコミュニティ放送などにぜひ導入をお勧めします。

RaspberryPiは1台5,000円程度で販売されているワンボードマイコンで、LinuxなどのOSを動作させることができます。ここに安価なインターフェースや外付けHDDを接続することで、簡易的な長時間同録装置を作ることが可能となります。

いわゆる業務機と比較すると信頼性は落ちますが、たとえば同様のセットを複数用意することで、無停止録音を実現することができます。また、保存先をNAS(LAN上に接続されているHDD)に指定することで、RaspberryPiに不可をかけることなく、同録ファイルの取り出しが可能です。

また同録は1分刻みで保存されていくので、例えば生放送終了後に「今の番組の同録もらえますか?」にすぐ対応できます。長時間録音の場合、今現在の録音が止まるまで同録の切り出しは不可能でしたが、今回制作している機器ではそれが可能となっています。

詳細な制作方法は下記noteにて公開中です。合わせてぜひお読みいただき、またこれらの機器を動作する状態で納品させていただくこともできますので、ぜひお問い合わせ下さい。

【お問い合わせ】
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